軽井沢学園について

園長あいさつ

軽井沢学園 園長 小宮山 英一

昭和22年に東京都の児童養護施設「愛清会追分学荘」として開設した本園の前身施設を昭和25年11月に軽井沢町社会福祉協議会が買受け「軽井沢学園」とし開園しました。
昭和57年に全面改築を行い、平成18年4月に社会福祉法人法延会へ経営移行され施設の高機能・多機能化を推進するべく児童養護施設と児童家庭支援センター事業を展開し現在に至っております。
令和5年6月に完成した現園舎は佐久広域連合市町村の方々を始め多くの団体のご寄附等ご支援をいただき完成をしております。私は、平成30年4月から園長として務めております。

児童福祉法の制定以後幾多の改正が行われ、児童養護施設の持つ役割の変革による事業を行うべく、
小規模グループケア、地域小規模児童養護施設の開設。さらに平成28年の児童福祉法の改正に伴い
家庭的養育優先原則により、高機能・多機能化に向けた地域里親フォスタリング事業、
児童家庭支援センター開設など時代の変化、ニーズにより地域での子育て支援事業の展開をしてきました。
今後も地域に根付いた専門機関として役割を高めてまいります。

学園概要

こどものしあわせを軽井沢から

軽井沢学園は、佐久地域唯一の児童養護施設として、様々な理由で保護者と一緒に暮らすことができない児童が利用する施設です。私たちは、児童福祉法及び児童憲章の精神に従い、これら児童の安全安心を保障しながら、明るく健やかに育て、将来家庭や地域に戻っても力強く、生き生きと、豊かな生活を営めるように支援することを目的としています。

養育理念

共生

「基本的な生活習慣を身につけた子ども」

何気ない生活の中で喜怒哀楽を共にし、一緒に物事をなすことで時間を共有し共生感情の芽生えが生きる意欲や自律に繋がるものと考えます。

個性
(独性)

「自分にあったライフスタイルで歩むことが出来る子ども」

一人ひとりに違いがあり個性があることを受け止めます。また、「共生」とは相反する「独」も大切にし、一人で活動することにも寄り添い、支えられるようにすることが「個性(独性)」を大切にする、自分を大切にすることに繋がると考えます。

誠実

「自分に自信を持ち自分を大切に出来る子ども」

時には大人も子どもも互いに間違いや失敗をしますが、威厳やプライドよりも素直に認めたり、正直であろうとする誠実な心が信頼関係、さらには自分も他人も大切にできることに繋がると考えます。

感謝

「思いやりと感謝の心を持てる子ども」

恩恵に対し感謝することは他者の人格を認めることであり、信頼関係を築く上で重要な意義を持ちます。職員は恩恵がないから感謝しないのではなく、関わる子どもは存在そのものがすでに尊い存在であり、職員の心を豊かにしてくれていることと感謝し子どもと関わることが大切だと考えます。

児童養護施設軽井沢学園

住 所 〒389-0115
長野県北佐久郡軽井沢町追分1422番地
Google MAP
T E L 0267-45-1295
F A X 0267-45-1341
経 営 社会福祉法人 法延会
定 員 30名
面 積 建物1,249.17㎡  
敷地5,804.89㎡
完 成 令和5年6月23日

児童家庭支援センタースミール

スミールは、地域と社会的養護をつなぐ架け橋として、子育て世代、子どもたちに寄り添いより良い方策を考え活動をしています。
社会的養護施設と地域とをつなぐソーシャルワーク拠点として、子育て短期支援事業(ショートステイ)の利用調整を行ったり、
市町村の実施する子育て支援事業への参加、要保護児童対策地域協議会(子どもを守る地域ネットワーク)の機能強化や児童虐待防止に
関する研修に協力し地域ニーズに応じ多彩な地域支援事業を展開します。

住 所 〒389-0115
長野県北佐久郡軽井沢町追分1422番地
Google MAP
T E L 0267-45-1081
F A X 0267-41-6272
職 員 里親支援専門相談員・家庭支援専門相談員・里親リクルーター
登録者 すミール登録者 6名
(令和2年1月現在)
面積 建物1,249.17㎡  
敷地5,804.89㎡
発 足 平成31年4月1日

地域小規模児童養護施設「Casa 佐久花園」

本体施設のある軽井沢町から佐久市に開設しています。小規模な生活空間で、より家庭に近い生活支援を提供します。

住 所 〒385-0004
長野県佐久市安原1587-1番地
Google MAP
T E L 0267-88-6251
F A X 0267-88-6252
定 員 6名
面 積 建物224.0㎡
開 所 平成27年4月1日

沿 革

1947年
愛清会追分学荘開設(東京都の児童疎開施設)
同年 児童福祉法制定
1950年
11月
軽井沢町社会福祉協議会が追分学荘施設を買い受け、「養護施設軽井沢学園」と改める
12月
定員30名で児童福祉法第41条に基づき長野県知事の許可を受け開園
1958年
9月
皇太子殿下、義宮殿下ご視察
1967年
3月
軽井沢町社協 社会福祉法人 認可
1982年
6月
日本自転車振興会補助により総工費1億8,386万円にて改築工事着工
12月
同上工事竣工、移転
2006年
4月
軽井沢町社協から社会福祉法人法延会へ経営移行
2008年
10月
小規模グループケア棟ほほえみ 開設
2010年
10月
後援会組織「軽井沢学園を応援する会」発足
2015年
4月
Casa佐久花園 開設
2016年
児童福祉法改正(家庭的養育優先原則)
2018年
10月
小規模グループケア棟ほほえみ閉鎖
2019年
4月
地域里親フォスタリング事業「スミール」開設(機構編成により児家センへ統合)
2021年
11月
国庫(次世代育成支援対策施設整備交付金)事業により改築工事着手
2022年
4月
児童家庭支援センター「スミール」開設
2023年
6月
[改築工事竣工] 総事業費6億7,512万円
[借入金への補助]
佐久広域11市町村9,750万円
軽井沢町 3,000万円(佐久広域負担分含む)

学園構成

職員構成

園 長 1名
副園長 1名
直接支援
職員
指導員 7名
保育士 18名
心理士 1名
児童家庭支援センター スミール 4名
栄養士 3名
調理員 4名(非常勤職員1)
その他 2名(非常勤職員1)
合計 41名(非常勤職員2)

※令和6年4月1日現在
※( )は非常勤職員を再掲

入所状況

学 年 男 性 女 性 合 計
1.2歳児 0名 0名 0名
3歳児 1名 0名 1名
4.5歳児 0名 0名 0名
小学生 9名 9名 18名
中学生 5名 5名 10名
高校生 4名 2名 6名
合計 19名 16名 35名

※令和6年3月1日現在

法人情報

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